自分自身の感覚を信頼する

過去のブログの記事を再掲します☆

 

最近、特に大切と感じていることがあります。

それは、「自分自身の感覚を信頼すること」です。

 

今は、色々な人が色々な意見を持ち、誰でも簡単に発信することができます。

日々たくさんの情報を、否応無しに受信している私たち。

権威ある人、尊敬する人、人気のある人、押しの強い人、多数の人。

情報の発信源がどこであれ、自分の感覚を優先しましょう。

 

真実はいつもひとつ、ではありません。

私たちの現実は多次元構造です。

今ここに、無数の現実の可能性が重なり合って存在しています。

無限にページがある本の、ある1ページを選んで開いているような状態です。

同じページや、ごく近いページにいる人々とは交流できますが、数百ページも離れている人とは同じ現実を共有することはできません。

 

 

以前、こんな体験をしました。

某所の受付カウンターで、受付の女性と話しているときのことです。

私の左隣にいた母が、カウンターを離れてからこう言いました。

「隣にいたご夫婦はすごく怒っていたけど、何があったんだろうね?」

母は、私の右隣にいたご夫婦がすごい剣幕で受付の方に怒鳴っていたので、驚いて見ていたそうです。

私が「知らない」と言うと母は「あなたの方が近くにいたんだから、わからないはずはない」と言いました。

実際、私の右隣には誰もいませんでした。

私には何も聞こえませんでしたし、何も見ていなかったのです。

 

私が存在している世界の私の右隣には、誰もいなかった。

母が存在する世界の「私」の右隣には、怒ったご夫婦がいた。

 

人は、同じ場にいても、同じモノを見ているとは限らない。

現実がいくつもあることを、はっきりと体験させてもらった瞬間でした。

この体験のお陰で、そのことが腹に落ちました。

 

 

見ている世界が違うのですから、真実だって違います。

あれ以来私は、どんな情報や意見も自分自身のハートに照らして、それを受け入れるかどうかを決めています。

どんなに著名な素晴らしい方の意見でも同じです。

また、人によって意見が食い違っていることについても、同じように対応しています。

 

書籍やネット上には、高次元から与えられたとされる情報もたくさんあります。

それらはすべて、受け取った人の信念体系という「フィルター」を通過したものです。

更にそれらは、受け手がアクセスできる周波数のレベルから得たもの、です。

どんな情報、意見でも、自分自身のハート、魂を通して確認し、受け入れましょう。

その情報から愛を感じるか、力づけられるか、真実の響きを感じるか。

それとも、恐れや不安を掻き立てられたり、憂鬱になったりするか。

どうしても迷う場合は、脇へ置いて時期を待ちましょう。

それが自分に本当に必要な情報ならば、もう一度、いえ何度でも目にします。

 

自分自身の感覚を信頼できたとき、あなたはあなたの本当の強さを取り戻すでしょう。

そして、自分の人生の責任を自分で取り生きていく、自分本来の人生が始まります。

 

2017年1月26日

関連記事

2023/04/11


ページTOPへ戻る